しあわせなからだ ♯1 / Noriko Genda

はじめまして。

Zoya Holistic の Norikoです。

ボディワーカーをしています。

2年前に10年住んだ鎌倉を離れて、千葉の一宮に1年暮らし、

今年の春からは、おとなりのいすみ市に引っ越しました。

海のそばを選ぶのは、わたしにとって海、そしてサーフィンがなくてはならないものだから。


現在のセッションは、東京と鎌倉で場所をお借りしておこなっています。

Zoyaでは、1つではなくいくつかのセラピーがメニューにあって

お客様が選んで予約を取れるようにしています。

今日は、Zoyaにいらっしゃるクライアントのうち7〜8割の方が受けてくださっている「MSI」というセラピーのことについてお話ししつつ、わたしがこのメソッドに出会った道すじや、セッションをするうえでの想いについても聞いてください。 

MSIってどんなメソッド?

MSIの枝葉の根っこは、アイダ・ロルフ博士というひと。

そして、そのロルフ博士が始めた「ストラクチャル・インテグレーション(構造的な統合法)」というテクニックについて、唯一の教本の発行を許されたエドワード・モーピン博士がわたしの大先生です。

MSIとは、モーピン・メソッド・バイ・ストラクチャル・インテグレーションの略。

このメソッドは、表層筋からはじめ、深層筋そしてその統合という3セット合計12回で完成する筋膜という筋肉を覆う膜に働きかけていくセラピーです。


ボディワーカーという仕事について

ところで。わたしがボディーワーカーになって、今年で19年目になります。

今に至るまでの道すじをお話させてください。

 

仕事を始めるきっかけ、一番初めに出会ったメソッドは中国式整体です。

資格を取得し、付属の治療院に1年。

その後、スポーツジム内の治療院を経て独立。12年間、整体師としてお客さんに接しました。

そしてこの12年の間で気づいたことがありました。

何度施術をしても、コリや痛みを繰り返してしまうクライアントが多いということ。

どうしてなんだろう・・・・・。

考えて考えて、そして思い至ったのは、こころとからだのつながり。

どうしても気になってしまったんです。 


からだにアプローチするだけでは限界がある。ではこころはどう癒すの?

答えを探す日々の中、ある日、

ヒプノセラピーというものに出会いました。

日本語に訳すと、催眠療法。

行動や思考のクセを、催眠状態に入ることで癒していく心理療法のひとつです。

わたしの中での、ヒプノセラピーというものは、

クライアントが、自身の過去や、その前の人生(前世とも言いますね)を振り返ることで、

これからの未来へ、一歩前に進むためのやさしいオフショア(追い風)になりえるセッションだと考えています。

ただ、わたしのセッションと一般的なヒプノセラピーとの違いは、はじめにボディーワークから入ること。(一般的なヒプノセラピーはからだに触れず、語りかけることで行います)

ボディワークを取り入れることで、クライアントが自分の内面に入っていきやすくなり、

何よりも、その時のセッションがおだやかにピースフルに完了する気がしています。 


そんな中で新たに出合ったのが、

ポラリティセラピーです。

ポラリティを取り入れたことで、整体師ではなくセラピストという肩書きに変えました。 


このポラリティとは、アーユルヴェーダの知恵をベースに、カウンセリングから始めて、

からだと会話をするように触れるボディーワークです。

言葉を変えると、”からだの内面のゆらぎを見つめる”セラピー。

わたしの大好きなクレニオセイクラルにも、ここで出合いました。

このセラピーはとてもポエティック。

空風火水地5つのエレメントの間を交差するエネルギーの変化を、そしてその流れはじめたことで浮かんでくるキラキラしたかがやきを、ほんとうに美しいなーと、セッションをするたびにいつもみつめてしまいます。 


こうして中国整体から始まったわたしのセッションは、少しずつ変化していきました。

ポラリティセラピーを始めて4年ほど経った頃のことです。”こころ”に向かっていたフォーカスが、また”からだ”に戻りはじめていました。

わたしはやっとわかったんです。からだそのものとコンタクトを取ることで、その中にあるこころとも向き合い、情報をキャッチしたいんだ、と。


きっかけは三木成夫さんの著書『内臓とこころ』

ーこころとは、内蔵された宇宙のリズムであるー 

今まで、宗教、ヨガ、インド哲学、西洋哲学、スピリチャルな分野といろいろなジャンルの本を読んでいましたが、このことばが、腑に落ちちゃったんです。


からだを整えることが、こころを整える早道なのではないか?


インターネットでさがしたり、ことあるごとに誰かに尋ねたり。

そして、ある方からMSIの師を紹介いただきました。 

テクニックもさることながら、何よりも、クライアントとの距離感やセッションで踏み込む領域、すべてを含んだ「ラポール」の考え方に共感できました。

(ラポールとは、臨床心理学用語で、信頼関係のある状態のことです)


「近すぎず、遠からず、気がつかれないように、でも離れずに寄り添う」 


これは、セッションをするにあたって、わたしがもっとも大切にしていることです。

自然の中の生き物たちが、それぞれ造形も色も違うものばかりなのに調和が取れているのは、このラポールがあるからです。


わたしのヒントは、いつも自然の中にあります。

創始者モーピン博士は、日本の禅道に深い造形があり、直接お会いした時に話してくださる教えの中には、わたしたち日本人にとって、とてもわかりやすい例えが散りばめられています。 


ふたたびMSIのこと

セッションは基本的には12回。

約1年をかけて、からだの各パーツの筋膜の癒着を剥がしていきます。 


ただ、最近よく聞く「筋膜リリース」と、このMSIが違うところは、からだのパーツ=部分的なリリースや、その部分のみに対処することを目的にせず、もっと大きな視点でからだを診ているということ。

地球に生きている限り、私たちは常に”Gravity(重力)”がかかる状態にあります。

それが負担にならない姿勢に戻すことを主旨にしたセラピーがMSIです。

結果的に、その”Posture(姿勢)” が、”こころ”も本来の場所にもどしてくれる。

MSIは、“Body Psychology(心理的ボディーワーク)”。


自然の中で生かされている生き物として生きる。

いまの時代、ますます情報はあふれて、”自分は何者なのか?”に気づく間もゆるされず、そこで生きるための意識は、外へ外へ向かい……。

交感神経を上げる生き方が良しとされている気がします。

そしてその代償で、精神的な疾患が増えているのではないでしょうか。


このからだで生まれたのですから、この容れ物がこの場所で居心地がよくいられるように。

わたしの仕事は、”Body, Mind and Spirit が調和された状態” をチューニングするお手伝いをすることだと感じています。この連載では、クライアントと接しながらセッションをしていく中で、気づきを得たできごと、からだのことやこころのこと、あるいはそのつながりについて、海のそばで暮らすボディワーカーとしての日々を綴っていきます。


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