風景を泡立てて。♯5 / 須堂智子

Oil Journey 
植物オイルのお話 


オリーブオイルにココナッツオイル、アマニオイルやヘンプシードオイルなどそれぞれに個性豊かな植物オイル。 

今でこそ、新しいオイルに出合うと心弾み、興味津々な私ですが、食用としてというより石けんづくりを通して数多くのオイルを知りました。 


今回はその中でも気に入っている、マカダミアナッツオイルのことをお話ししたいと思います。 


ころころっとかわいいフォルムのマカダミアナッツ。 

このナッツ(種子)から取れるオイルはとても万能で、ほんのりやさしい甘みは、料理やお菓子づくりにも活躍。私のつくる石けんでも、登場頻度が高いオイルです。透明度が高くツルツルとした天然石のような石けんに仕上がり、使用感もよく、泡はきめ細かくふんわりとしています。お肌もそのやさしさを感じているような洗い心地です。 


マカデミアナッツに含まれているのは、保湿効果の高いオレイン酸。次いで多く含まれる成分がパルミトレイン酸。これはオメガ7として注目されている成分のひとつで、皮脂組成に近い成分といわれています。そのため肌馴染みよく、皮膚に浸透し、シミやしわなどを防ぐアンチエイジング効果も期待されています。 

また、血管そのものを強化する働きなどがあるので脳卒中や高血圧予防にもなるそうです。 

ちなみに、このパルミトレイン酸。30歳を過ぎると分泌量が減るので、マカデミアナッツオイルで進んで摂取していきたいですね。 



ハーブと同じように、植物オイルもそれぞれ興味深いストーリーを持っていて、知れば知るほど愛着もわいてきます。 


オイルの製造方法は多様です。 

大切につくられているものは 植物性成分も機能性成分もとても豊かに含まれています。 

そして、どこでどのようにつくられているかが分かっているオイルを使うことは、 石けんをつくるうえでわたしが大切にしていることのひとつです。 


地球へのやさしさについて考えながら、すこやかな肌やからだを育てる。この2つを繋げていくことがとても大切。石けんづくりにその思いを込めていきたいな、と思います。 

子どもたちの未来のためにも。


★本連載は隔週で月曜日に更新いたします。




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