Baby's coming! ♯5 / Saori

もうひとつの“体内リセット”、腸活 


新年明けましておめでとうございます。 

本年もこの『Hōʻailona(ホーアイロナ)』で私が学んできたことをシェアし、皆さんと一緒に考えていけるように、コラムを書かせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 


皆さん、年末年始はどのように過ごされましたか? 

大掃除や、親戚の方々へのご挨拶、コタツで温まりながらの夜更かし、初詣など、忙しいけれど新鮮な気持ちで、それぞれの大切な方と2019年を迎えられていたら嬉しいです。 

今年は年号も変わり、日本全体で新たなスタートだと感じられる年越しになったように思います。 

そんな私は、年越しを病棟の赤ちゃん達と共に過ごしました。新人の頃は、毎年大晦日は夜勤だったなと懐かしく感じながら0時を迎えました(笑)。年末年始にあまり連休が取れないのは “看護師あるある”。これも赤ちゃん達のため。頑張ります! 



腸は第二の脳… なだけじゃない 

さて、今回は年末にお届けした体内リセットの続きです。 

前回は、血液の浄化にお水が重要で、その血液は腸に関係があるというところまでお話ししました。 


現在医療を学ぶ際には、「血液は骨髄で作られる」とされる“骨髄造血”を学びます。私の看護学校時代もそうでした。 

一方で、生物学者で医学博士の千島喜久男博士が提唱する、「赤血球と白血球は小腸で作られる」という“腸管造血説”もあるのです。 

どちらかが正しくどちらかが間違っているというわけではなく、主流となっているのが骨髄造血であるだけとのこと。 


小腸は “第2の脳” とも言われており、多くの神経細胞が張り巡らされています。脳からの情報を受けるだけでなく、脳に情報を送ってるとも言われています。 そして脳内物質で幸福ホルモンとも言われているドーパミンやセロトニンを、腸の細胞も生成しているのです。 

さらに、免疫細胞の60%は腸に存在しています。 

小腸は栄養の吸収、大腸は水分の吸収と要らない物の排泄させる働きの他に、こんなにも多様な働きがある臓器だったことに私は衝撃を受けました。 

こんなにすごい力をもつ腸を、汚いままにさせてはいけないですよね。 

腸年齢は細胞年齢に密接に関係しています。小腸で綺麗な血液ができるように、大腸の動きを活性化させ、要らないものを全部出してしまいましょう! 



普段の食事に効率よく取り入れたい栄養素 

そのために、お水と食物繊維は必要不可欠です。 

食物繊維が水分を吸収し適度な柔らかさの便にしてくれることで、排出しやすくなります。食物繊維は大豆やごぼう、小麦、穀物などの不溶性と、リンゴやみかんなどの果物や海藻、芋類、麦などの水溶性に分かれます。不溶性は腸の蠕動運動を促進させ、水溶性は水分をたくさん吸収して有害物質を吸着します。 

また、水溶性の繊維は小腸での栄養吸収も抑制させ遅らせ、血糖値の急上昇を抑えてくれるため、ダイエットにも効果的です。 


最近よく耳にするのが、生きた乳酸菌を取る “プロバイオティクス” や、善玉菌そのものと、その善玉菌を増やすためのエサとなるもの同時に取る “シンバイオティクス”。 

乳酸菌や納豆菌などの善玉菌を増やし、働きやすい環境にしてあげることが腸活の原点です。 

食物繊維には善玉菌の増殖を活性化させる効果があるので、ヨーグルトやチーズ、ぬか漬け、キムチ、納豆などと一緒に取ることが “シンバイオティクス” を生かした腸活です。 


そして私も実践しているのが、エゴマ油の摂取。エゴマ油やアマニ油は私たちの体内で作られないオメガ3系の必須脂肪酸であるα-リノレン酸を多く含みます。α-リノレン酸は体の中で代謝されDHAやEPAに変わり脳や眼、血管、免疫機能の向上に重要で、腸内フローラに働いて腸の動きを滑らかにしてくれます。 

皆さんに知っていただきたいのは、このオメガ3系の必須脂肪酸は、妊活や出産、赤ちゃんにとっても大切な栄養素だということ。早産や妊娠合併症の予防、妊娠中の抑うつ傾向を抑制、産まれてくる赤ちゃんの湿疹やアレルギー疾患の予防にも効果があると研究報告がされています。 

腸が活動するのは副交感神経が優位である睡眠時なので、私は眠る前にエゴマ油をティースプーン1杯飲んでいます。注意点は、エゴマ油やアマニ油は酸化しやすく、熱に弱いということ。加熱せずに、サラダにかけたり、そのまま摂取するようにし、小さいビンのものを買って短期間で使いきるようにしましょう。 



お水、血液、腸がこんな風に繋がっていることに驚きます。でも実際体内で起こっていて、体の健康のために必要なことなんですね。 


ファスティングも、腸をはじめとする体内のデトックスができ、栄養素の吸収がよくなりおすすめです。しかし、健康的に実践するためには注意点が多いので、自己流で取り組むことはおすすめしません。また、普通の食事を摂れるようになるまでに時間を要すので、仕事と並行して行うことは少し難しいかもしれません。 


簡単で当たり前に思えること、その積み重ねが大切 

お水と腸活によって、体内リセットは可能です。 

今までお伝えしてきたことは、珍しいことでも新しいことでもなく、どこかで聞いたことがあることや当たり前のことが多いです。学べば学ぶほど、そんな当たり前なことの大切さを、私も痛感しています。いつから無理をすることが当たり前になって、自分の心と体から目をそらしきたのか。私自身も考えなければいけないことだらけです。自分でも考えていないことを、パートナーと考えるって、ちょっと難しいですよね。 


まずはどんなときも自分から。 

まずはあなた自身にとっての「健康」を知り、その状態に近づくことが、妊活にとても大切です。 


「こうなりたい」「一緒にこれを叶えたい」って思っていいんです。 

一度かぎりの大切なあなたと、家族の人生です。まずは自分のことを大切に思ってあげましょう。日々の頑張りをちゃんと褒めてあげましょう。 

体のケアだけでなく、心のリフレッシュもできて初めて、体内リセットができると私は思います。 



この回で、妊活についてはいったん終わり。次回からは現在妊娠されている方に向けた情報をお伝えします。 

まだ妊娠していない方も、予習のつもりで、自分ごととしてお読みいただけたら嬉しいです。 


また、私がNICUの看護師として、実際に体験し感じたこともお伝えできたらと思います。 皆さんと一緒に、これからの女性のあり方、育児についてを考えていきたいです。




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