be Happy, be Beautiful ♯4 / 宮口明夏

透明感の正体 


「日焼けしていようがノーメイクだろうが、透明感を感じる人っているよね。逆にどんなに色白でも透明感がない人もいるし。透明感って何だろう?」 


基本的にこの連載では何をテーマにしていいと言われているのだけれど、編集の日高氏からこんな質問をもらったので、今回は「透明感」について書いてみようかと思う。 


顔は、眉や目、頬の血色、唇などそれぞれのパーツで印象が変わる。アイメイクで意思のある強い女性を演出したり、頬の血色を良くして若々しさや可愛さを演出したり、唇を強調して女性らしい色気を表現したり。では透明感というのはどこから感じているのかというと、まさに肌そのものから感じる印象だと思う。悲しいことに、肌を綺麗に見せようとしてファンデーションでアラを隠そうとすると、透明感のある肌からはどんどん遠のいてしまう。シミ隠しにコンシーラーを多用するのも肌が重く見えてしまうので、少しのシミなら透けて見えるくらいのベース作りの方が透明感は出やすい。つまりは、透明感のある肌は素肌のコンディションがとても重要なのだ。 


若い頃は細胞自体がとっても元気で、ちょっと飲み過ぎてしまってもリカバリーが早いから、翌朝顔がどんより…なんて事もないけれど。30代くらいになってくると、前日にやらかしたことはバッチリ顔に残る。リカバリーも遅いからそんなことを続けていれば、ちょっと疲れた印象のどんより顔は肌のにごりとして蓄積していって。気が付けば肌色が変わって、使っていたファンデーションの色をワントーン落としたり、なんてことを経験した方もいるのではないかと思う。 


肌の色が変わる時って、もちろん日焼けが原因の時もあるのだけど、日焼けをしたからといって透明感がなくなるわけではなくて。 


ヨガインストラクターをしている私の友人は、暖かくなると屋外でヨガイベントもしたりするから、「そんなに真っ赤になって大丈夫なの?!」とこちらが心配するくらい日焼けをするのだけど、すごく透明感がある女性。彼女は昔、私と同じく会計事務所に勤めていて、一緒に税法を学んだ仲間。色々と無理をして身体を壊してしまった。ヨガインストラクターとして活躍している今は、以前と比べてメイクも薄くなって、肌のお手入れも、高い美容液は使わず洗顔と保湿というシンプルなものに変化したそう。それでも20代のあの頃よりもずっと綺麗に、そして生き生きとして幸せそうだ。(実際結婚も控えていて、公私共に充実している話を聞いていると私も嬉しくなる。) 



これは私の美容に対する価値観に通じるのだけど、女性が綺麗でいるには心と身体の充実と健康であることが必要で、その為にはある一定の年齢になったらホリスティックな考え方や生き方が必要なのだと思う。「ジャンクフードは絶対に食べてはいけない」「お酒を飲んではいけない」というような「○○してはいけない」で自分を縛るのではなく、自分の内臓の為に胃を休めたり、お酒を飲んだら体内がカラカラになるから多めに水分補給をしたり。そういう小さな事を習慣にして続けていく事が、肌の透明度という女性の美しさを育てるのではないだろうか。ある意味、「生活が肌に出る」ということだろう。 


因みに、先程のファンデーションの厚塗りが透明感をなくすという話に戻ると、透明感のあるベース作りに一番大事なアイテムは下地。下地の役割はファンデーションが肌にピタッとつくように接着剤の役割をしてくれて、粉っぽさを予防してくれる。また、肌を滑らかにしたり、毛穴を目立たなくする効果のあるもの、血色をコントロールするものがある。透明肌を目指すなら、下地で肌を整えて、ファンデーションはごく薄くしてみて欲しい。


ベースメイクアイテムは感触の好き嫌いや肌に合う合わないが出やすいので、可能であれば試供品をもらって試してみることをお勧めする。写真は私が好きで使用頻度が高いもの。 



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