風景を泡立てて。 ♯11 / 須堂智子

Herbs in daily life

植物たちと


植物療法(フィトセラピー )の学びの扉が開かれた昨年。

連載の第4回でも書きましたが、植物が私に教えてくれたこと。

それは、「全ては調和の中にある」ということでした。


専門家に付いて勉強しようと思ったきっかけは、より深くより体系的に植物を学びたいと思ったからです。植物の恩恵を知り、私たちの心と身体を見つめる。

わたしたち人間の心身の調和を考えるとき、植物たちの生き方そのものが、健やかさを手に入れる鍵になると思うのです。



たとえば、地に根を張り、動くことができない植物は、光合成を繰り返し 紫外線や天候の変化、虫や菌などから自らを守る防御成分 フィトケミカルを作っています。色や香りはその一部。太古からそして私たちもその植物の宝物を受け取っています。

細胞の老化を防ぐ 抗酸化作用、抗糖化作用

有害物を体外へ排出する解毒作用

多様な成分による薬理効果

抗菌作用、抗ウィルス作用

香りや色、味などから受ける心理作用 などです。


ハーブのもつ非常に多種多様な成分が、様々な角度から私たちの心や身体に働きかけ、状態に応じて効能を選んでくれる。

植物も私たちも生きもの同士。寄り添うことで、ぴたっとちょうどよく心地よい癒しを届けてくれると感じています。



例えば、カレンデュラ。

化粧水やクリームなどにもよく使われているお肌によいといわれるハーブの代表格ですが、塗布以外にもハーブティなどで飲用することで、のどや胃などの粘膜修復を助けてくれるともいわれています。風邪のときなど、うまく活用すればひとつの植物から多様な恩恵が受けられるのです。それぞれのハーブの個性を知るほどに、おどろきと面白さがあります。

フィトセラピーと手づくり石けん。

このふたつは、深く共鳴し合います。

そして、日々の暮らしを豊かに、アートのように楽しむことを教えてくれているようです。

次回より植物療法と手づくりの石けんについて、詳しくお話ししていきたいと思います。

まずは、今回も登場したハーブ、カレンデュラについて。

どんな効能があり どのような成分がお肌に働きかけるのか。石けんにどのように取り入れるのがより豊かなエネルギーを感じられるかや、ハーブティとしていただくとき 相性のよいハーブや取り入れ方のポイントなど お伝えできたらと思っています。

芽吹きの時期を迎えるこれからの季節。すこやかな美しさを味わい、かけがえのない毎日を大切にしていきたいな と思います。




Hōʻailona

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