オムニの食卓 ♯3 / Ahn Younghee(안영희、アン・ヨンヒ)

お正月のトックック


今回は、少し季節がずれてしまいましたが、韓国のお正月について書きます。


月の満ち欠けの周期によって作られたカレンダーで、節期と祝日を数える韓国。太陽暦で1月末から2月初旬頃が新年の始まりです。

この日を、ソルラル(설날 ; 旧正月)と言います。


雪が降り、凍った大地は泥だらけになり、洋服の襟を立てるほど肌寒い風が吹く真冬の頃に各家庭は誰ともなく正月の準備で忙しく、お正月の代表料理であるトックック(떡국 ; お餅が入ったスープ、日本のお雑煮にあたるもの)に入れるお餅を用意する準備で、バンアッカン(방앗간 ; 餅つき屋)は大忙しです。



トック(떡) (韓国の餅)は、うるち米で作ります。トックック用と、トッポッキの餅は、元は同じ種類です。餅以外のトックックの具は、家庭によりレシピが異なり、牛肉を入れたりもしますが、我が家では、牡蠣が入ります。


今でも昔ながらの作り方にこだわって手作りする家庭もあります。水につけたうるち米を家からバンアッカン(餅つき屋)へ持ち込み、大量にお餅を作ることもよくあります。

バンアッカンにて順番を待ち、自ら粉末にした米を熱々に蒸しあげてはカレトック(가래떡;蒸したお餅を棒状に長く伸ばした餅のこと)に仕上げていきます。


昔は、湯あげしたお餅を冷ましては食べごろの大きさに切って準備するまで、主婦たちは腰を伸ばして休む暇も無いくらい忙しい時間を過ごさなければなりませんでした。

しかし、最近は出来上がった商品も売られているので、昔ながらのあの珍しい風景に出合うことはほとんど無くなりました。ひと家族が食べる分だけ、一袋買ってくればいい時代になったのです。



小さい頃は家族も多く、お米が貴重だった時代には、祝日にお餅を作ることが年中最大の行事でした。

親戚一族の多いわたしの家は、おすそ分けが大好きなお母さんのおかげで、お餅の入った籠がすぐ軽くなり、いつも、わたしたち家族がお腹いっぱい食べるほどはありませんでした。

陽射しが降り注ぐ春の日、垣越しに見えたお隣の家で洗い干していた、青くカビができてしまったお餅のかけらたちさえもうらやましかったこと。それをとても懐かしく感じるのは、気遣いがあり余裕のあった、お母さんの心が懐かしいためかな。。。



白い食べ物の持つ、きれいで頑丈なイメージ。このカレトックを長く伸ばすのは、財産をどんどんのばし(増やす)、末長く生きろという願いが込められています。

湯冷ましして固まった頃に、食べやすく丸く輪切りにするのも、まるで小判のかたちにも見えることから、蓄財の意味(縁起)があったと思われます。


先祖たちへ感謝と無病息災や長寿の願いを込め、新年の挨拶としてチャレ(차례 ; 茶禮、お正月とお盆の朝に行う祭礼)の料理を用意し、新しい年が明けて初めての食べ物としてささげる伝統を持つソルラル。今でも相変わらず豊かで盛大に行われる民族最大の祝日であります。



달의  차고  기울어지는 주기에  따라서  만들어진  달력으로   절기와   명절을  가지고  있는  한국은  양력으로  1월말에서  2월초쯤이   새해의  시작이다.  

그것을  구정( 설날 )이라고  말한다.

눈발이  날리고  간혹은  언땅은  질척이며   찬바람이  옷깃을  여미게하는  한창의  겨울에  각  가정들은  너나 없이  설준비로  분주하고  

대표적인  설 음식인  떡국  떡을  마련할  준비에  방앗간은  문전 성시를 이룬다.

지금도  떡만드는  과정을  옛날의  방식을  고수하여  손수  쌀을  불려가서  방앗간에  가서  대량으로  떡을  뽑아오는  경우도  적지않다.

떡 쌀을 불려  방앗간에  가져가서  줄을  서서  차례를   기다려    가루로  빻고  김이  모락모락   피어나게   쪄내어서   가래떡을   뽑고   굳혀서  먹기좋은  모양새로   썰어서   

준비해  놓기까지  주부들은  쉴새없이  허리를 펴지못하게  바쁜시간을  보내야했지만   요즘은  모두  여러  공정이  일제히   상품화  되어서   나오기 때문에  

옛날의  진풍경을  만나기가  쉽지않다. 그저  일가족이  먹을 만한  분량만  한봉지  사오면  해결되는  간소한  시대가  온것이다. 

그옛날  어린 시절  거느린  식구는 많고  쌀이  귀하던  시절엔  명절에  떡 하는게  연중  거대한 행사였다.    

일가친척이  많은  우리집은  나누어주기  좋아하는  나의  엄마  덕분에  늘  떡  광주리가  헐렁해서  우리가  배불리  먹을 몫은  적었다.

이웃집  담장너머  볕좋은  봄날  푸르게  곰팡이가  나서  씻어   말리고  있던  떡조가리도  부럽던  시절이  사뭇 그리워지는  것은    

엄마의  그런  넉넉했던  마음이  그리워서  일것이다....

흰색의  음식이  가진   깨끗하고   견고한  이미지의   가래떡을  길게  뽑은 것은  재산을  쭉쭉  늘이면서  오래오래  길게  살라는  의미가  담겨있을  것이고    

굳힌후  먹기좋게   둥글게  썰었던  것  또한  엽전  모양으로  보이기  때문에  재화의  축적의 의미도  담겼을 것이다.

조상에게 감사와  무병장수의  의미를  담아  새해의  인사로    차롓상을  차려  올림으로  새해를 여는  첫음식을  드렸던   전통적인  설날이   여전히  지금도  풍성하고  성대하게  각  가정이  준비하는   큰  명절이다.




Hōʻailona

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